サッカー 部活かクラブチームか

#9 サッカー 部活かクラブチームか

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ひょんなことから、潤滑油製品の製造業を経営するHさんに子供の進路について相談しました。

Hさんは企業経営のかたわら、ついこの間まで

10年以上私立中学のサッカー部のコーチとして活動していました。

私には小学校6年生の息子がいます。

幼稚園のころからサッカーを始めて、現在までジュニアサッカークラブで活動しています。

その息子が公立中学に進むにあたり、大好きなサッカーをどこでやり続けるか、進路について家族で話会いをしていました。

中学校の部活か、民間のクラブチームかで迷っていました。

練習量でいえば部活動よりクラブチームのほうがはるかに多く、サッカーの技術を高めるにはクラブチームが有利です。

本人もクラブチームでサッカーをやりたいと明確に言っているのですが、親としては心配事があります。

クラブチームの練習は学校の授業が終わってから電車で移動し17時~21時までと帰宅後に夕食、風呂などを考えると

ほとんど勉強をする時間がなくなることが、クラブチームへの進路を決断できずにいました。

そこで中学サッカーの部活動やクラブチームに詳しいHさんに相談をしました。

Hさんからのアドバイスは

好きなことをやらせる

好きなことをやらせるのが良いでしょう。

どこでやるかも本人に決めさせるのが良いでしょう。

ただし、本人の自己選択に任せた場合、小学校6年生の判断能力が無い中で、自分が決めた事に執着するあまり、クラブチームで問題が起きたとしてもSOSが出せず、壊れてしまうリスクもあります。

なので、自己選択に任せた場合でも必ず、逃げ道を作っておくことが大切になります。

中学1年生の練習は身体作り、技能の面でも重要です。
厳しい練習も結局は本人のためになります。
なので敢えて中学1年は厳しいクラブチームでやってみることも良いのではないでしょうか?
もし辛かったら辞めても良いのです。
その間の練習は本人の身体や技能にプラスとなっているので、その後またサッカーを始めたいと思った時にはちゃんと身体が覚えています。
クラブチームと部活の違いは、
クラブチームの目的は勝つこと。
部活の目的は教育です。
ただし一流のクラブチームは人間としても一流を求められ、
例えば靴の脱ぎ方、カバンの置き方など見れば一目瞭然。
強いチームは綺麗に整頓されていますが、弱いチームは脱ぎっぱなし、置きっぱなしなど、ダラシナイのです。
理由は、一流チームは勝つためにチームワークを重視するからです。
例えば不祥事などがチームに迷惑をかけることを皆が理解しているからです。
時間に遅れるなど他人へ迷惑をかけないことが最低限チームメンバーに求められます。
クラブチームの良し悪しはチームメイトによるところが一番多きいでしょう。
どんな環の中に入るか?
最後に忘れてはいけないのは中学生の本分は学業です。
それが疎かになるようなら、大好きなサッカーを辞めることになることをしっかり理解させましょう。
非常に参考になるお話を聞けました。

我が家の約束

そこで我が家では以下の約束事を決めたうえで、

本人の希望通りクラブチームへの進路をとることにしました。

①生活習慣をきっちりする事(挨拶・整理整頓・すぐやる習慣)
②学校の勉強・家の手伝いを決めた通りにやる事
③つらい時は必ずお父さんかお母さんに相談する事
これができない時はクラブチームを辞める事
考えてみれば、勉強のことなど心配事は多いですが、12歳の子供が大好きなことに一所懸命になれること自体が素晴らしいことだと思います。
子供の将来のことを考えた場合、たとえ、医者や弁護士でも本気でなりたいと思ったら
高校生からでも間に合うと思います。
もっと言えばサラリーマンになりたいと思うのなら
大学生からでも十分間に合います。
プロサッカー選手になりたいと思うならやはり、今やらないとダメだと思うのです。
それくらい大きな夢へと挑戦するのだから、大きな努力が必要となるのです。
部活より厳しい環境で生活するので挫折や苦悩はきっと多くなるでしょう。
それを乗り越える力をつけることが本当は一番大切なことかもしれないと感じました。
そして親として、しっかり見守ってあげる覚悟が必要になるのでしょう。

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